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うるう秒のお話
最近時々耳にするようになった閏(うるう)秒、さてみなさんはご存じですか?
これは一言で言ってしまえば、地球の自転と標準時のズレを修正するために入れるものです。
私たちは地球の自転は24時間ちょうどだと思っていたのですが、じつは正確にはわずかなズレがあるということなのです。
しかもそのズレの程度は日により、年により違いがあるのです。
地球の自転は正確な物であるという私たちの常識は、天文観測の発達によって違うらしいということは、19世紀頃からわかってきましたが、それが正確にわかるようになったのは20世紀初めの水晶発振器の登場によってより正確な時刻を刻むことができるようになってからのことです。正確な時刻と精度の良い観測の結果、地球の自転周期はムラはあるけれどもだんだん遅くなってきているということが分かってきました。1日の長さが100年間で、1.7msほど長くなっているということです。
現在では、地球自転よりずっと正確なセシウム133原子の出す電磁波の波が、91億9263万1770回出るのに要する時間を、「原子時の1秒」と定めていますので、1秒の測定にはこの正確な1秒をつかい、実際の時刻は平均的な太陽の自転周期を使って運用しています。これを協定世界時(UTC)といって、1972年1月1日から使い始めました。
閏秒の挿入日は日本時間では、1月1日の朝9:00か7月1日の朝9:00に行われます。
1999年までほぼ毎年行われてきた閏秒の挿入もこの数年行われていません。
地球の自転が正確になってきたのでしょうか?(冗)
情報通信研究機構(NICT)では閏秒の挿入を行うときは予め広報しています。
これまでの閏秒の挿入経過はCRLのサイトhttp://jjy.nict.go.jp/QandA/data/leapsec.htmlから参照できます。
弊社の時計装置に装備されている閏秒調整機能は、予め設定しておくことで1月1日か7月1日日本時間(JST)の9:00に動作します。(オプション)
+60は閏秒の挿入で、60秒を挿入します。(当該の1分間が61秒間になります。)
-59は閏秒の削除で、59秒を削除します。(当該の1分間が59秒間になります。)
地球の自転周期が長くなっているのに、短くする必要があるのかどうか疑問に思われる方もおいでかと思いますが、閏秒の考え方は挿入と削除で規定されています。
2003年7月10日
リンク修正 2005年9月30日
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